
趣味のブログを収益化してお金が入ってくるというのはとてもうれしいことです。
でも、一回きりの収入や短期的にしか稼げないテーマだったりすると新たに記事を量産したり、違うテーマでブログを作らなければならなかったりという面倒が付きまといます。
やはりブログを収益化使用とするからには目標は『不労所得』ですよね。
というわけで今回の記事では趣味ブログで不労所得を得ていくために欠かせないテーマの選び方について解説していきたいと思います。
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ブログ収益化の手段の選択
最終目標の趣味ブログによる不労所得のゲットのためにはまずどのような収益化の手段を選ぶかということも大切になってきます。
ズバリ、趣味ブログの継続的収益化の主軸となるのはGoogleアドセンスです。
補完的役割として物販系のアフィリエイトを利用します。
主軸はアドセンス
趣味ログで継続的に不労所得をゲットしていこうとしたら、収益化の主軸になるのはGoogleが提供しているサービス『Googleアドセンス』です。
上の画像にあるような『スポンサーリンク』と書かれている広告を記事内に張り付け、閲覧した人が広告をクリックすることによって報酬が発生します(厳密にはクリック以外の方式でも報酬が発生しますがここでは割愛)。
普通のアフィリエイトの広告と異なり、クリックされただけで報酬が発生する&広告主の撤退による影響がないということが継続的な不労所得を得るためのキーポイントになります。
ポイント
- クリック課金型
- 広告主の撤退による影響がない
クリック課金型
一般的に言われるアフィリエイトとは商品・サービスの広告がクリックされた上に商品・サービスの購入に至らなければ私たちブロガーに報酬は支払われません。
ですがGoogleアドセンスであれば、広告がクリックされただけで報酬が発生するため、ブロガーの報酬ゲットのハードルは恐ろしく低いと言えます。
その分、1クリック当たりの報酬金額は20円から40円程度と低く設定されてはいますが、月単位・年単位という長いスパンで見るとちりも積もればなんとやらといった感じでかなりの報酬金額となります。
多くの金額を稼いでいこうとなるとそれなりに人を集めるブログにする必要がありますが、報酬が発生しやすいという点で初心者ブロガーにもおすすめの収益化手段と言えます。
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広告主の撤退による影響がない
5年・10年先も継続して稼いでいくためにはこのポイントはとても重要なポイントと言えます。
商品・サービスのアフィリエイトの場合、私たちブロガーはASPに広告を依頼している企業の広告を選択し、ブログにリンクを貼ることになります。
ただ、企業と言うのは広告を出稿する際に売上などの目標をあらかじめ決めている場合がほとんどです。
たとえば、「○○というASPの広告で売り上げ件数が△〇件に達したら○○への広告出稿は終了」といった感じです。
このような企業の広告をブログに張り付けてようやく月に数万円の収益が出るようになったとしましょう。
そんな時に企業側が目標を達成して、広告を撤退させるとなったらそのブログで発生していた報酬はいきなり0になります。
基本的にアフィリエイトで広告主の撤退というのは逃れられぬ運命でもあるので、本来はリスク分散のため収益の柱は分けておくものですが、主力の広告主の撤退はとても痛いものです。
その点、Googleアドセンスであれば広告主が撤退することはあっても記事に張り付けたアドセンス広告が表示されなくなることはありません。
アドセンスであっても、基本的にはASPと同じように広告主はアドセンスに広告掲載を依頼するわけですが、私たちブロガーが広告主を選ぶことはできません。
広告主を選べない代わりに、記事内容に即した広告または閲覧者の興味に即した広告が自動で表示されるようになっています。
このため、一度広告のコードを取得して記事に張り付けておけば半永久的に記事内に広告が表示されることになり、広告主の撤退を気にする必要はないのです。
補完的にアフィリエイト
継続的に趣味ブログで不労所得を得ていくための主軸はGoogleアドセンスですが、補完的役割として一般的なアフィリエイトも利用するといいでしょう。
あくまで補完的な役割としての位置づけですので広告主の撤退も織り込み済みとなります。
ただ、やはり広告主の撤退によりいきなり報酬0となるのはかなりの痛手です。
そこで、商品・サービスのアフィリエイトの中でもリスクの比較的少ない楽天アフィリエイトを利用するのがいいのではないかと思います。
楽天アフィエイトは貼り付けた広告の商品以外が売れても報酬が発生するというシステムなので、仮に広告商品が売切れたり販売中止になってしまったとしても、クリックした人が楽天で他の商品を買えば報酬が発生するのです。
楽天アフィリエイトについて詳しくは過去記事に書いていますので興味があれば見てみてください。
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ブログテーマの選定
本題から離れてかなり長くなってしまいましたがいよいよ、継続的に不労所得を得るための趣味ブログのテーマ選びについて説明していきます。
テーマ
ブログで『5年先・10年先も継続して』収入を得ていくための収益化手段の主軸はGoogleアドセンスであることはすでにお話ししました。
そして、当ブログが趣味ブログだけで生きていく方法を模索しているということからここでも趣味ブログで5年先・10年先も不労所得を得るためのテーマ選びについてみていきます。
そこでテーマ選びのポイントとなるのが以下の3点です。
ポイント
- 流行り廃りがない
- 伸びしろがある
- 検索ボリュームがある
流行り廃りがない
5年先・10年先も継続して不労所得を稼ぎ続けるためのブログテーマ選びで一番のネックになってくるのが『流行り廃りのないテーマを選ぶこと』です。
Googleアドセンスはアクセスを集めれば集めるほどクリック数が増加して報酬額が増える傾向にあるので、短期的に爆発的なアクセスを集めることによって報酬を得るという手法があります。
例えば芸能人のゴシップネタなどをいち早く記事にしてアクセスを集めるブログなどがそれにあたります。
ただ、これは確かに一時的にものすごい数のアクセスを集めて収益をゲットすることはできますが、そのトレンドが去ってしまえば全く見向きもされないために報酬を継続的に生み出すことはできません。
また、趣味系のブログなどでおしゃれなカフェの訪問記などを掲載している方が結構いますが、これも収益の継続性を考慮するとあまりおすすめできません。
ちょっと関係ない話になってしまいますが飲食店の経営はとても難しく、新規参入の50%近くが1年以内に撤退してしまうそうです。
もしもお店がつぶれてしまった場合などは訪問記の記事へのアクセスは徐々に減少してやがて0となってしまうでしょう。
流行りのカフェを記事にする作業はとても楽しいと思いますし、流行っている時にはたくさんのアクセスを集められるのですが流行には廃りがつきものです。
ですので、もしも飲食店の訪問記などをテーマにしたいという場合はすでに確固たる地位の確立された老舗を選ぶのがベストです。
例えば、関東にある老舗甘味処の訪問記をテーマとするブログなどは流行り廃りには強いと言えます。
飲食店に限りませんが老舗というのは代々受け継がれてきたお店なので、これからも受け継がれていく可能性が高いです。
ブログで継続して稼いでいくという場合はこのように流行に流されないテーマを選択するということが一番重要であると言えます。
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伸びしろがある
これは1番目のポイントに比べれば重要度は下がりますが、できればテーマ選びの際に参考にしておきたいポイントです。
1番目では流行り廃りのないテーマを選ぶことが重要とお話ししましたが、これは流行を避けよと言っているわけでは必ずしもありません。
ものごとには一時的な流行で終わるものの方が多いですが、流行した後定着するものもないわけではありません。
例えば私のメインブログで記事にしているメルカリなどがそれに当たります。
メルカリは個人間の商品取引を仲介するサービスで、面倒さもあって当初はそこまで定着しないだろうという見方も一部にはあったようです。
ところが、商品売買の手軽さと中古ショップよりもはるかに高く商品が売れることから一気に人気が高まり、毎年右肩上がりの利用者数を記録しています。
今ではディスカウントショップ閉店ラッシュの原因ともいわれるほど急成長し、市場はいまだに拡大し続けています。
私が扱っているのは商品の梱包方法や配送方法についての解説記事などですが、アクセス自体も右肩上がりで増加し続けています。
私がメルカリ系の記事を書き始めたのはまだまだ初心者ブロガー時代でしたが、それでもアクセスを集め続けられたのは、メルカリと言うテーマの市場が単なる流行期を脱しつつもまだまだ伸びしろがあったからだと考えられます。
すでに成熟した市場のテーマの場合、多くのブロガーがライバルとしてひしめき合っている場合が多く、新規参入で太刀打ちするのは困難であることが多いです。
しかし、これが成熟前のテーマであれば検索結果の上位表示によって先駆者利益を得ることが出来ます。
長くなってしまったのでまとめると伸びしろがあるテーマを選ぶことは以下の2つのメリットがあることを覚えておいてください。
ポイント
- ライバルが少なく先駆者利益が得られる
- テーマの成熟とともにアクセスが増加していく
検索ボリュームがある
5年・10年先も継続して不労所得が得られるブログテーマ選定の最後のポイントがテーマにある程度の検索ボリュームがあるということです。
検索ボリュームというのは、月間でどれくらいの人数があるキーワードを検索エンジンに打ち込んで調べものをしているかというものです。
これはGoogleが提供している『キーワードプランナー』というサービスでおおよその数値を無料で調べることが出来ます。
詳しいキーワードプランナーの使い方についてはまた別の記事で書くとして、どのように使っていくか簡単に説明します。
まず、自分がブログのテーマにしようと考えているメインとなるキーワードを1つ挙げます。
私の運営しているブログであれば『メルカリ』がそうです。
上の画像は実際にキーワードプランナーで『メルカリ』というキーワードを打ち込んで月間にどのくらいの検索ボリュームがあるか調べた結果です。
かなりアバウトな数値となっていますが、メルカリと言うキーワード単体で月間数百万の検索ボリュームがあることがわかります。
また、その下を見てもらうと関連性の高いキーワードとその検索ボリュームがずらっと一覧になっています。
これらを見るとあるメインキーワードを軸としてブログを運営していった場合に、どのようなキーワードで記事を作成していくべきかある程度明確になるということと、月間でどのくらいのアクセスが見込めるかということがおぼろげながら見えてきます。
逆に、設定したメインのキーワードの検索ボリュームが小さい(月間100~1000など)という場合はライバルが少なくてもアクセス自体も少ないためあまり収益化には向かないという判断ができます。
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複数テーマで勝負
以前の記事でブログは雑記型(テーマが複数ある)がいいのか特化型がいいのか(テーマを一つに絞る)について書いたことがあります。
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特化ブログでは初心者の場合、すぐにネタ切れを起こす可能性があり逆に雑記型のブログの場合検索順位の面でややデメリットがあるとお話しました。
ただ、その時もお話しているように初心者さんの場合はまず『記事を書く』ということも経験のうちなのでネタ切れを恐れるくらいなら雑記型にしてガンガン記事を書いていくほうがいいと個人的に思います。
ただし、テーマを一つに絞らない雑記型のブログだとしても全く関連性のないテーマを盛り込むというのはあまり得策ではありません。
ですので、まず一つメインとなるテーマを選定したら連想ゲームのように派生するキーワードを考えていきます。
私の『メルカリ』というキーワードであればオークション・フリーマーケット・梱包・配送…etc.のように連想していくことが出来ます。
このうちの『配送』をサブテーマとすれば、ヤマト運輸・佐川急便・西濃運輸・日本郵便などのそれぞれの配送料などに関する比較記事を作ることができますし、『梱包』であれば百均で手に入れることが出来る梱包材やホームセンターで手に入れることが出来る梱包材について記事を書くことが出来ます。
このようにあまりメインのキーワードにこだわることなく柔軟に関連・派生キーワードをサブテーマに記事を作成していくことでさらにブログのユーザビリティが上がっていきます。
まとめ
さてここまでかなり長くなってしまったので、今回の記事のメインテーマ『5年・10年先も継続して不労所得を得ていくブログテーマの選び方』についてまとめてみます。
まとめ
- 収益の主軸はGoogleアドセンス
- ある程度の検索ボリュームがあり流行り廃りのないテーマを選ぶ
- 1つのテーマにこだわらず関連する複数のサブテーマを選択してブログを運営する
ブログはある程度まとまった金額の報酬を定期的にゲットしていくまでの道のりは決して平たんなものではありませんが、根気さえあれば基本的に誰でもその域にたどり着けるものです。
この記事を見ているみなさんもどうか自分の限界をはやばやと決めて撤退せずに根気よくブログ運営に取り組んでいただけたらなと思います。