
さてさて、このページをご覧のみなさんは文章を書くのは得意でしょうか苦手でしょうか。
かく言う私はあまり文章を書くような環境に身を置いたことがなく、ブログ開設当初は文章の書き方もチンプンカンプンといった状況でした(^^;
そんな私も今では5000文字を超えるような文章でもそこまで苦労することなく書けるようになりました。
これはよっぽどの文才がある人以外、初心者が最初からできることではありません。
しかし、慣れれば誰でもこのくらいはできるようになるのでみなさんも安心してまずは書くことに慣れるように頑張っていきましょう。
さて、前置きが長くなりましたが、ブログを訪問してきた人が記事を見たときに見やすいと思ってもらえるような文章の書き方ポイントをご説明していきます。
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見やすい文章の書き方ポイント
文章の書き方は奥が深く、あれもこれも盛り込んでいくとこの記事だけでは伝えきれないのでここでは基礎中の基礎についてお話しします。
ポイントは以下の二つになります。
ポイント
- 文字装飾を利用する
- しっかりと見出しを作る
それではこの二つについて以下、詳しく解説していきたいと思います。
文字装飾を利用する
みなさんがインターネットで調べ物をしていて訪問したブログなどの記事を見ていると文字が太字になっていたり、色がついていたり、マーカーがついていたりしますよね?
上の画像はこの記事の冒頭文の一文が太字とマーカーで装飾されています。
当然のことではありますが、このような文字装飾というのは記事を見た人に何が要点なのかと伝える役割があり、読みやすい記事を書いていくうえで必須の手段になります。
しかしだからと言って、何でもかんでも色を付けてマーカーを引いて…
とやってはいけません。
初心者だとついつい多用してしまいがちですが、多用しすぎるとどこが要点なのかわからなくなるといったデメリットがあります。
私も初心者の頃は太字やマーカーなどの文字装飾を多用しすぎて、ブログ仲間から『目がチカチカする』という指摘をもらったことがあります(^^;
文字装飾の多用は記事を見た人にとって不親切であるということはお分かりいただけたかと思いますが実はそれだけではありません。
文字装飾のデメリット
すでにお話しした通り、文字装飾の多用はブログの記事を見た人にとってどこが要点かわからなくなるというでデメリットがあります。
これは人間に対してだけではなく、私たちのブログを評価するために訪れるGoogleのAIに関しても同じです。
注意ポイント
文字装飾の多用はGoogleの評価を下げる
私たちのブログの記事はGoogleによってチェックされ、ブログを見に来る人にとって便利かどうか(ユーザビリティが優れているか)を総合的に判断し、検索された時の順位が決められると言われています。
例えばみなさんが『20代 化粧品 おすすめ』のようなキーワードで化粧品を紹介しているブログを調べたとします。
すると検索結果には、20代におすすめの化粧品を紹介したブログやサイトがズラッと表示されることになります。
当然最初のページの上のほうに表示されているブログ・サイトの記事の方が見てもらえる確率は上がりますよね?
このようにブログやサイトがどの位の順位で表示されるのかをGoogleがそれぞれの記事内容を見て判断しているのです。
順位付けの根拠は明確には明らかにはされていませんが『記事の文字数の多い少ない』は順位付けに関係していると推測されています。
単純な比例関係にあるとは言い切れませんが、文字数が多い記事の方が情報量が多く、ユーザビリティが優れていると判断される根拠になると考えられます。
それならば文字数だけ増やせばGoogleの評価が上がり検索順位は高い位置を保てるのかと言えばそんなことはありません。
いくら文字数が多くても論理的に意味が通らない文章であればユーザビリティは下がってしまいます。
そのため、『どこが要点なのかといったところが明確になっているか』ということもGoogleの評価ポイントになってくると言われているのです。
先ほどお話しした通り、文字装飾は読者に要点を伝える役割がありますがこれはGoogleに対しても同じです。
ただし、多用しすぎると記事のどこが要点なのかGoogleが判断できず低評価につながり記事の検索順位が下がってしまうという恐れがあるので、適度に使用することによって低評価を免れる必要があります。
逆に言えば適度に文字装飾が使用された文章は『要点のわかりやすい文章』としてGoogleから評価されて検索順位が上がる可能性もあります。
ですので、みなさんも文字装飾をたくさん使いたい気持ちをグッとこらえて適度に使用することでGoogleの評価を勝ち取れるようにしてみましょう。
『文字装飾の使用の意味については分かったけど、ワードプレスを使うのが初めてだから記事作成画面の文字装飾機能の使い方からしてわからないんだけど…』
といった人のために、ワードプレスでの文字装飾の仕方を動画にしてみましたので、参考にしてみてください。
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文字装飾のやり方動画
しっかりと見出しをつくる
文字装飾に続いて、読者にとって見やすい文章を書くためのもう一つのポイントが『しっかりと見出しを作る』ことです。
見出しというのは分かりやすく言えば、『記事の各段落のタイトル』のことで、その段落に書いてあることを始めに簡潔に伝える役割があります。
ワードプレスには見出し1~見出し6までの見出しが用意されていて、文章を6段階で階層構造にすることができます。
例えば、『ワードプレスの見出しの使い方』について記事を書くとした場合以下のように見出しを付けていきます。
【見出し1(タイトル):ワードプレスの見出しの使い方】
本記事ではブログの記事作成でとっても大切な要素である『見出し』の使い方について…
【見出し2:見出しの役割】
見出しの役割とは記事の各段落の内容を簡潔に…
【見出し2:見出しの種類】
ワードプレスで用意されている見出しは6つあり…
【見出し3:見出し1について】
見出し1の意味は…
【見出し3:見出し2について】
見出し2の意味は…
このように記事の中に見出しを適切に作っていくと文章の構造が明確になって、どこに何が書いてあるのかわかりやすくすることができます。
しっかり見出しを作られているということは読者にとってユーザビリティが優れているということだけでなく、Googleにとっても評価の対象となりうるのです。
初心者のうちはこの見出しの使い方がわからず、ただ文章の体裁を整えるために適当に見出しを使ってしまいがちです。
例えば
『見出し2の見た目が気に入らないから見出し1のあとに見出し3を持ってくる』
といったようなことをする人が初心者にはけっこういます。
見た目の問題だけならば、記事を見た読者のユーザビリティ自体には影響しません。
しかし、文字装飾のところでもお話ししたように、私たちの記事は人間の読者だけでなく、Googleにもチェックを受けているということを忘れてはいけません。
見出しの順番が飛び飛びになっていたりする記事はGoogleの評価も低いものとなってしまう可能性が高いのです。
このためしっかりと見出しを使っていないブログの記事はGoogleの評価が下がり検索順位が下がってしまうということになりかねないので注意が必要です。
ここまで文章で『見出しの使い方と重要性』についてお話してきましたが、
『文章だけではわかりづらいよ…』
という人のために字幕による説明付きの動画を用意しましたので、補足資料としてお使いください。
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見出しの使い方動画
記事の書き方基礎編まとめ
さてさて今回の記事では記事の書き方の基礎編として
- 文字装飾の意味と使い方
- 見出しの大切さと使い方
についてお話ししました。
どちらもブログ読者のユーザビリティを上げ、Googleに評価してもらうためにとても大切な要素ですので、初心者のうちにある程度使いこなせるようにしておきましょう。